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MANLEY VOXBOX:お取り寄せ

510,000円  472,401円
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概要

[ 正規輸入代理店扱品 ]

製品概要

MANLEYのチャンネルストリップコンボボックスです。ウォームアップミューティング回路、スマートグラウンディング、サイレントスイッチなど便利な機能も搭載。まさに代表的なMANLEYサウンドがここにあります!

まずは信号の流れから … コンプ → マイクプリ?
VoxBoxは基本的に2つのセクションで構成されています。最初のセクションではコンプとプリアンプ、2つめはEQ/ディエッサー/リミッターのセクションです。まずコンプとプリアンプですが、このシグナルフローにも意味があります。音声信号は、プリアンプからコンプセクションに送られるのが普通なのですが、VoxBoxに関する限り、パッシブフィルターとインプットアッテヌエーターを通って入力された音声信号は、まずパッシブコンプセクションに送られます。オプトアイソレータを採用したコンプにはアンプ回路が存在しないため、信号はノイズが混入していない、クリアな状態でコンプレッションをかけられることになります。この後、アンプセクションに送られ、ここで初めてチューブ回路を使った40-50dBの信号増幅が行われます。プリアンプ部でクリップしたノイズ音が増幅される可能性を極力抑えて、ナチュラルでクリーンな音にこだわったMANLEYの一つの回答がここにあります。

コンプレッサーセクション
有名なVariable-Muコンプレッサーの回路とElectro-Optical Limiter採用のオプトアイソレーターアプローチを組み合わせたデザインコンセプトを採用。チューブ段に達する前段階で、歪み、周波数レスポンスに有害な影響を与える要素を排除します。つまり、マイクプリアンプのクリッピングを防ぎます。

マイクプリアンプセクション
MANLEY Dual-Mono Mic Preampと同じアンプ回路が採用されています。マイクインプットトランスは独自に開発され、工場内で組まれています。48Vファンタム電源はフロントパネルからトグルスイッチによるOn/Off切り替え。パッシブ回路によるBass Cutoff搭載。トランス経由のバランスXLR出力端子とトランスレスのアンバランス出力端子を搭載しています。トランスを介していないため、後者1/4フォン端子のアンバランス出力が、最も原音に近いクリーンな出力になります。Gainスイッチは、スルーレイトと回路のフレイバーを調整できる可変コントロールになっています。ヘッドルームは+31dBuを誇ります。インプットは、マイク(XLR)、ライン(XLR)、インストゥルメント(1/4フォン)とどういったソースにも対応できます。インプットアッテネーターは、ハイインピーダンス入力から+4バランスラインインプットまで対応できるバリアブル(可変)コントロールです。

パッシブ素子を使ったEQセクション
そして、次にEQ/ディエッサー/リミッターセクション。EQはパッシブ素子を使った3バンドEQで、原理はPultec EQと同じです。EQセクションでは、ICやトランジスタは勿論、チューブも使用していません。ノイズのないナチュラルなEQ処理を行うためです。EQの後にディエッサーに送られます。これもオプトアイソレータとノッチフィルターのパッシブ素子を使った回路で、"S"音が4つ(3K、6K、9K、12K)、デフォルトで設定されています。また、ここで10:1のフルレンジリミッターをかませることが可能です。最終段にはチューブラインアンプ回路があり、パッシブ回路で損失されたゲインを補うと共に、長いケーブルを接続しても十分なだけのレベルを供給します。

EQセクション
「Pultec EQをVoxBoxに!」というユーザーリクエストに応え、さらに新しい技術をつぎ込んだEQセクションを搭載しました。周波数設定ポイントを追加し、3バンドに振り分けています。本物のインダクターを搭載したEQで豊かなボトムエンド、クラスA回路によるスイートなハイエンドを実現しています。EQ INPUTスイッチは、Line Input、Preamp Output、またはINSERTリターンにパッチングでき、2トラックに同時にかませることができるダブルデューティーバイパススイッチとして動作します。

DE-ESSER、リミッターセクション
回路デザインは、HutchとEveAnnaによるものです。ディエッサー&ピークリミッターは、ELOPリミッターをベースにしています。3-12kHzの周波数帯域から4つのノッチ周波数が選択できるようになっています。5つ目のポジションは、LA-2Aを模したリミッティングを施します。つまり、プリEQ/ポストEQで同時に圧縮する(Compress)ことが可能なことです。

肝心な出音は???
MANLEYの基本設計方針として、外見やスペック、技術的な解説よりも大切なのは出音だと強調していることは、業界でも有名です。是非、お手持ちの環境で、A/Bテストを行っていただきたいのですが、ここでは実際に作業で使ってみたプロの意見を幾つか紹介いたします。業界誌の著名レビュワーによると、出音の印象は「絹のように滑らか」「ナチュラル」「温かくチューブらしい音」など形容する言葉は様々です。一般的に、原音を壊すことなく、チューブ独特の空気感を加えるのが心情であるようです。テスト機が手元に届いたら、まずプリアンプセクションを試してみましょう。まず、フロントパネルのトグルスイッチをBYPASSからCOMPRESS3:1に切り替えます。THRESHOLDは11時の位置に設定します。コンプがかかっていることが分からないくらいに、出音がナチュラルであることにきっと驚かれることでしょう。さらに、チューブ独特の温かさと独特の空気感、プレゼンスが増し加わったような質感…。俗に言われる"IN YOUR FACE"サウンド、シルキーなボーカルが耳元で囁くように聞こえる繊細なサウンドも、VoxBoxの得意な分野の一つです。さらにTHRESHOLDを3-4時方向に回してみます。普通なら、極端なコンプレッションをかけるとパコパコ感が気持ち悪く聞こえる設定ですが、VoxBoxではそのような不快感もなく、ナチュラルでノイズのない出音が確認できます。VUメーターをG-R(ゲインリダクション)に切り替えて、コンプのかかり具合を確認しましょう。その状態でもコンプはかなりきつくかかっているはずです。つまり、コンプのかけ録りを行っても、作業の致命的失敗は起こりにくいということです。

VoxBoxとよく一緒に引き合いに出されるのがAvalon737です。持ち味はまったく異なります。一般的に言われているのは、737は高音の伸びがよく、音像がはっきりしたクリスピーなサウンドを目指す人向き、VoxBoxはどちらかというと甘くて丸い音の印象で、空気感、プレゼンス、シルキーな質感を目指す人向きと言えるでしょう。

ではEQセクションはどうでしょう? LOW PEAK、DIP MID、HIGH PEAK??? 最初はどんなエンジニアも不思議に思うようです。ローエンドをブーストして、ミッドレンジをカット、そしてハイエンドをブースト??? つまり、こういうことです、ローエンド、ハイエンドの半分以上はミッドレンジEQとオーバーラップしています。つまり意図的にQレンジの相互干渉を作っているのです。これは同社Massive Passiveでも見られる考え方です。通常のEQとは違った働きをします。これは一度聞いてみるしかないのですが、試しにローエンド、ハイエンドを思い切りブーストして、ミッドレンジをカットしてみてください。低音が分厚くなり、高音はスムーズになり空気感・プレゼンスが増します。このEQの効果が納得いただけることでしょう。「なるほど、こういうことね」と。

Instrument Inputって???
ベースギターの出力をそのままInstrument Inputに差し込んで録音することは、プロフェッショナルな録音現場でもよく目にする光景です。ただ、ギタリストの中には、ダイレクトインプットを嫌う人が多いのは確かです。通常ギター録音では、アンプ/キャビネットにマイキングしてレコーディングすることが多いのです。実際、MANLEYもギターケーブルを直接VoxBoxのInstrument Inputに接続することを推奨していません。これはコンプをかけることで、インプットインピーダンスが落ちてしまい、高音が出なくなるという物理的な理由によるものです。よって、ギターを接続する場合は、コンプをかけずに、ディエッサーセクションのリミッター(LIMIT設定)を入れるか、Instrument Inputの前段階にエフェクトペダルを置くことを推奨しています。今まで直接コンソール(またはマイクプリ)につないで録音することを嫌っていたギタリストが一転、ダイレクトレコーディングを見直したということも実際に起こったようです。上記同様、人気機種であるAvalon U-5 Direct Boxとの聞き比べを行った場合でも、Avalon U-5 Direct Boxでは高音部分がくっきりして、アタック感のあるパーカッシブな音であることに対して、VoxBoxでは、丸くてタイトな音、音像が大きくてプレゼンスのある低音が得意であるといえるでしょう。

現場の作業を想定した数々の工夫
録音現場における作業効率を上げるために加えられた工夫が随所に盛り込まれています。例えば、ファンタム電源のトグルスイッチ。これは、引っ張らないと切り替わらないようになっています。これで、不注意にファンタム電源を入れてしまって、高価なモニターを壊すこともないでしょう。 さらに電源スイッチには通常使用されることが多いトグルスイッチではなく、ロータリースイッチを使用しています。これは見た目のユニークさだけでなく、ハムノイズを減少させる意味でも有効な手段なのです。ロータリースイッチにはリレー回路が組み込まれ、電源を切って20秒間出力をミュートするよう設計されています。電源を切った後の「ボン!」という音も出ないようにしているわけです。このスイッチだけでなく、VoxBoxではスイッチON/OFF時のブチブチ音とは無縁です。

参考文献:
VOXBOX from Recording Magazine 10/98
VOXBOX from DigitalProSound 9/2004

製品仕様

MANLEY VOXBOX 英語版マニュアル(PDFファイル)
・ MANLEY transformers w/nickel laminations in mu-metal cases
・ 2 Kohm MIC INPUT Z w/High current 48V Phantom power built-in
・ Hi-Z (100K) Direct Instrument Input
・ LINE & INSERT INPUTS (balanced XLR & 1/4")
・ PREAMP & EQ outputs LO-Z (50W)
・ Transformer balanced XLR outputs
・ Transformerless unbalanced 1/4"outputs
・ STEREO LINK for Compressor & De-esser/Limiter
・ SIDE CHAIN MONITOR for De-Esser
・ Large ILLUMINATED Sifam METER with FIVE readout modes
・ THD + N (1KHz @ +20 dBu): 0.3%
・ Maximum output: +31dBu

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